※このおはなしは「桃太郎」をベースにpraesepe.配布ゴースト達がてんやわんやする作中劇みたいなものです レイキ「それでは僭越ながら、ナレーションは私が担当させて頂きます。     昔々、あるところに…… …へ?私には役があるんですか?     う…しょうがないですね…それじゃあ遼子さん、代わりにお願いしますね。」 遼子「え、えぇぇええっ!?あ、あたしー!?     ううっ、こういうの慣れないんだけどなぁ… …よいしょ、っと     そ、それじゃあ始めるね…」 ナレーション、遼子 (以下、ナレ) ナレ: 昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました… 二人は早くに一緒になり、そのまま歳を取っても相変わらず仲の良い夫婦でした。 【おばあさん(?)】 ねぇ大樹……私、もうおばあちゃんになっちゃった。 しわしわのくちゃくちゃになっちゃったよ…こんな私だけど、まだ私を愛してくれるの? 【おじいさん(?)】 もちろんだよ。恵理…愛してる ナレ: (砂糖吐きそうになってきた…) そんな感じで相変わらず夜も仲良くしていたおじいさんとおばあさんですが、 ある日おばあさんが目を醒ますと、お腹がぽっこり膨れていました。た、大変だー! おじいさんもおばあさんの異変に気がつき、おろおろし始めました。 そのときです!急におばあさんが苦しみだしたのです。 【おばあさん(?)】 あっ、…がっ、ぐっ…うぅ、なんか…生ま、れっ…くうう! 【おじいさん(?)】 子供か!?子供が出来たのか!?この歳で!!? が、頑張れ、頑張れ…!お、おおっ、生まっ…… 桃だー!? ナレ: 苦しみに喘ぐおばあさんが大きく力むと、 どこにこんな物が収まっていたのかとツッコみたくなる位の大きな桃が すぽーーーーんっ!と転がり出てきたのです。 ……あの、展開むちゃくちゃですね? 【おばあさん(?)】 私もこんなことやらされて恥ずかしくてたまんないんだからさっさと流してよそこは!!!!! ナレ: アッハイ